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這就是屬於演藝圈殘酷現實面的活生生例子之一 好心疼><

 

SMAPが今年9月9日、埼玉・西武園ゆうえんちで1万人を無料招待するファンイベントを行うという。同所は20年前の9月8日にCDデビューイベントを行った原点であり「20年の感謝をこの場所で」とメンバーたちが選んだ。今でこそ日本を代表するスーパーグループになったが、あの日は記者会見でひとつも質問が出ずに終わったことを今でも覚えている。
 

 

 彼らに原因があったのではない。私たち取材陣(特に新聞)の原稿締め切りの問題だった。

 あの日はファンの間で〝伝説のイベント〟と記憶されるほどの土砂降りで、彼らもファンも取材陣もずぶ濡れ。台風の直撃で機材が壊れ、進行が大幅に遅れた。握手券つきのデビューCDが1万5000枚も売れたことで、握手会が正午から午後4時半までかかった。会見が始まったのは、予定より数時間も遅れた午後5時半ごろだった。

 今でこそ、原稿も写真もパソコンで一発送信できるが、当時はまだ原稿用紙をファクスで送っていた時代。さっさと原稿を送り、撮影したフィルムを東京本社に持ち帰ることを考えると、午後5時半はギリギリだった。西武園事務所に1台しかないファクスの順番は早い者勝ち。会見どころではなかった。

 当時は森且行もいたからメンバーは6人。1人1人が「中居正広です!」「木村拓哉です!」と、初々しく自己紹介した。司会が「それでは記者の皆さまからご質問を」。新聞各社は席で黙々とイベントの原稿を書いており、誰も手を挙げない。事務所の広報担当もこちら側の事情は分かっており「えー、では会見は以上ということで」。気まずい空気を残してお開きとなり、記者たちはファクスに走った。
 あの場所には急ぎの締め切りがない雑誌記者も多くいたのに、なんで誰か質問しなかったの? 今でも謎だ。これからという新人の晴れ舞台としては、あまりにも残酷だった。メンバーたちの心細げな表情は、今でも忘れられない。

 ごめんなさい-。これに懲りずに頑張ってください-。西武園を後にしながら心の中でわびたけれども、罪悪感はほどなく消えた。その後、彼らがブレークしてビッグになってくれたから。ここまで来るのにどれだけの努力と苦労があっただろう。みんな偉いよ。もしあの時の彼らに会えたら言ってあげたい。「大丈夫。君たちは、将来この国のトップスターになるよ」。

 9月9日は、私も西武園に行って、この20年を振り返ってみようかな。またあんな土砂降りだったら笑うけど。

 

轉自:http://www5.nikkansports.com/entertainment/column/umeda/archives/18101.html

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